2010年12月4日土曜日

トックリキワタの花?

通勤途中の道の側に大きな木が見事にピンク色の花を咲かせている。この木の名前は多分、
トックリキワタというと思うんだが、自信がない。いや、やっぱりトックリキワタだな。

この時期に花を咲かせること木の幹に棘があることから判断できる。気になるのは幹がトックリの
ように膨らんでいないことなんだけど、若い木なんだろうか?挿し木だとあまり幹が膨らまないとも・・

花が散って冬になると大きな実がなる。その中に綿が入っているのでキワタと名前が付いている。
この綿は実際に集めるといろいろと使い道があるようですよ。原産地は南アメリカのブラジルや
アルゼンチンあたりのようだから、誰かが宮古島に持ち込んだものであろう。

花はほんとに綺麗で思わず車を止めて写真を撮りました。これでも、大分散ってしまってます。
この季節に綺麗な花を咲かせる木があるなんてやっぱり南国ならではと思います。

落葉樹で葉っぱはきれいに落ちてます。宮古島には桜の木もあまり見かけないので、大きな木に
満開の花を着けているのを観ると心が落ち着くようで、気持ちがいいです。

咲いている期間も結構長くて、この木ももう10日以上も咲き続けているなぁ。もう少し頑張って
綺麗な花を楽しませてくれると嬉しい。

この異常気象の中、綿の値段が高騰してるらしいので、もしかしたら将来はトックリキワタを沢山
植えて綿を取り出すような事が起きる可能性も考えられる。綿の品質はどうなのか分からないけど

まぁ、物が無いときには品質は二の次かな。