私の職場にフラン人がみえた。なんでも友達が宮古島にいるので頼ってきたようだ。
その方が言うに、2・3年ほど前にフランスのTV局が沖縄の取材をしたらしい。
宮古島も取材の対象になり、長生きで元気に働くおじぃ&おばぁを
取り上げ、こんなステキなところに住みたいと放送されたようだ。
TV放送をきっかけにヨーロッパからの観光客が増えるかもしれない。
とは言ってもまだたった一人しか見ていないのだが・・・
話は変わるが、宮古島の方言で「パリ」という言葉がある。
フランスの首都パリと同じ発音であるが、意味は全く違う。
宮古島での「パリ」は畑のことなのだ。
だから、畑で農作業をしている女性はパリジェンヌなのだ。(笑)
蛇足だが、島でアメリカに行った人の話が出たらその方は
お亡くなりになったという意味でも使われるのでご注意を・・
小さな宮古島だが、各地域により方言が存在する。
島人同士でも通じない言葉がたくさんあるから、内地からきたら驚くだろう。
今から数十年前は方言を使わないように指導されたものだが、今では方言を
残そうとして、方言による弁論大会まで開催されるようになった。
この小さな島でもこの変わりようだ。
世の中が180度変わったところで、驚くことはないように思う。
今日の常識は明日の非常識となるなんて多々あることでしょう。
柔軟に対応できる心がけをしていきたいとつくづく思う。