2010年11月22日月曜日

車社会の宮古島。

多くの方がご存知だと思いますが、沖縄には鉄道が沖縄空港から首里までの
モノレールしかありません。だから、県民は皆、マイカーで通勤したり仕事したり
しています。宮古島では移動手段はほとんどがマイカーです。

各家にだいたい2台の車を所有しています。というと裕福だと思われそうですが、
沖縄の平均年間所得は全国ワースト1であります。所有している車は軽自動車が
多いです。まぁ、高速道路がないし、ほとんどの所が20分以内でいけますので、
軽自動車で充分な為でもあり、車の維持費や購入費などが安いということもあります。

サトウキビなど農業をしている家はさらに農業用の耕運機やトラクターなど所有して
いますので、結構、油を消費する島でもあるんです。台数が他府県と比べれば少ない
ということはあるんですが、1家あたりの石油消費量は多いように思いますが定かでは
ありません。

宮古島はエコアイランドを宣言していろいろなエコに取り組んでいます。
島の基幹産業であるサトウキビからエタノールを精製して実際にガソリンに3%混入させた
車が実際に走っています。エタノールの混入量を増やすには法律などの壁があるようですが
解決されることでしょう。

電気の面ではソーラー発電の実験設備が建設され稼動をはじめました。メガソーラー施設
というそうです。実用化に至まで確実に研究を進めて欲しいと思います。太陽発電は結構
耳にするのですが、発電した電気を蓄積する蓄電池というのものの研究についてはあまり
聞こえてきません。いろんなメーカーさんが凌ぎを削る分野だろうから起業秘密もあるかも
しれませんが、太陽発電と表裏一体と思われますので、市民として知りたいところです。

電気で走る車も既に実用化しているし、静かな車がたくさん走るようになるので、島もまた
静かでいい環境になりそうですね。従来のエンジン音もなかなか捨てがたいものもあるなぁ。